ヒトの口腔や上気道、鼻腔には、250種類の 細菌が生息しています。その唾液1g当たりにはおよそ1億個の細菌が存在しており、ヒトの口腔内はまさに天文学的数字の細菌が常在しています。

そのため、ヒトが会話をするとその周辺にはおよそ5,000個の細菌が発散されて環境を汚染しています。(一般財団法人カケンテストセンターより)日本ではPFEの測定機関として、「一般社団法人カケンテストセンター」と米国ネルソン研究所(USA)「NELSOM laboratories」があります。

微小粒子捕効率(PFE)の試験について

バクテリアバリア(BFE)試験で使用される試験粒子の大きさは、花粉粒子の場合直径約30μmで細菌を含むエアゾルの場合は平均直径約3μmとなっています。

微小粒子捕効率(PFE)の試験では、これらよりさらに微小な試験粒子に対するバリア性評価の目的で導入されました。

Particle Filtration Efficiency(PFE)テストはサブミクロンレベルでろ材と他のろ過装置の非微生物粒子保有ろか過効率を評価します。 このテストはフェイスマスクとCFM流動が通り抜けることができるすべてのフィルター材に実行されます。 テストは、ASTM F2100とASTM F2299評価基準をもって実行されます。

このPFE試験はマスク製品そのものの試験では無く、マスクなどの構成素材として使用されている、フィルター材料の性能評価を目的とするものです。

試験機関について

米国ネルソン研究所(USA)NELSOM laboratories

 米国ネルソン研究所(USA)テスト機関「ネルソンLabs」はアメリカの国家機関FDAが認可している国際的な大企業です。医療機器の滅菌、微生物検査、分析試験サービス、生体適合性試験、パッケージ試験、滅菌検証、バイオ負担試験、細菌性内毒素試験、再利用可能な装置試験、医薬品試験、滅菌試験で高レベルの専門技術を提供しています。

 参考文献:NelsonLabs

一般社団法人カケンテストセンター

 一般社団法人カケンテストセンターは、創立1948年の旧財団法人日本化学繊維検査協会を母体とする、繊維を中心とした検査機関でしたが、2013年2月よりPFE試験を実施するようになり、BFE,VFEの試験に加えマスクの性能試験として、日本を代表する第三者テスト機関となり、全国マスク工業会(JHPIA)の推奨機関になっています。また、産業標準化法試験事業者登録制度(JNLA)により認定され、ISO/IEC17025に適合した試験所やISO9001認証取得事業所を持っています。

参考文献:一般社団法人カケンテストセンター